読むコーヒー
Special Edition for SRM
今日の一杯のお供は、
このコーヒーが作られる「場所」の物語。
SRM江戸川の代表・西野さんが語った、
作業所の空間に込めた想いとは?

広くて明るく、コーヒーの香りが漂うSRM江戸川の作業所(写真提供:SRM江戸川)
誇りを持って通える場所
SRM江戸川の珈琲焙煎作業所を見学した時の第一印象は「明るい、きれい、おしゃれ!」だった。広々とした空間にはコーヒーの良い香りが漂っていて、北欧のカフェを思わせる雰囲気がある。一般的な福祉施設に抱きがちなイメージとは大きく異なっていた。 これが、西野さんが目指す、“新しい福祉の在り方”の一つ目だ。
障がいのある方が、通いたいと思える場所であること。そしてそのご家族が、気持ちよく送り出せる場所であること。そのためにSRMでは、事業所として必要な基準を大きく上回る広さを確保し、内装にも徹底的にこだわった。
「もっと狭くても、予算をかけなくても基準は満たせる。でも、ここに通っていることを隠したい場所ではなく、誇りに思える場所にしたかった。」
西野さんは、環境が人に与える影響は大きいと考えている。利用者の中には、社会との関わりの中で傷ついた経験を持つ人も少なくない。だからこそ、ただ通う場所ではなく、「ここに来たい」と思える場所であること。そして、前向きな気持ちで過ごせる場所であることが大切だという。そんな想いが、この空間には込められている。













